車一般知識
■クルマの仕組み
■エンジン搭載位置と駆動輪
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FF
世界的にも今一番多いのが、フロントにエンジンがあり、前輪を駆動するFF。すべてが前部で完結しているので、コンパクトかつ軽量にできるメリットがある。
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4WD
四輪駆動とも呼ばれるだけに、すべての車輪を駆動させるのが特徴。力強い走りが得られるだけでなく、最近では高速走行時の安定性向上のためにも採用されている。
■トランスミッション CVTとは
CVTは基本的に、AT(オートマティックトランスミッション)に属しますが、システムが通常のATとは異なります。
ほとんどのAT車に搭載されている従来のオートマチックトランスミッションは、Dレンジに入れておくだけで、あとは歯車(ギヤ)の組み合わせを自動的に1→2→3→4とアクセルを踏むだけで自動で変更してくれます。
対する一般的なCVTは歯車(ギヤ)が存在しておらず、2つの滑車(プーリー)の幅を変えて、ベルトやチェーンを通じて動力を伝える仕組みです。「ベルト式」、「チェーン式」、「トロイダル」など複数タイプに分かれます。
「歯車(ギヤ)を変更する」という概念がない為、スムーズに加速し、走行できるのが魅力です。
■エンジンルーム
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エンジンオイル交換の目安 車種 交換の目安(距離) 交換の目安(時間) ガソリン車 5,000km 6ヶ月
エンジンオイル
エンジン内を循環し、主に5つの役割がある。
①各部を円滑に動かす潤滑作用 ②気密性を保つ密封作用 ③燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用 ④燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分散作用 ⑤サビや腐食からエンジンを守る防錆作用。
ブレーキオイル(ブレーキフルード)
油圧式ブレーキでブレーキキャリパー内のピストンを押し出す作動油。
ブレーキの動作は、ブレーキペダルを踏むと、ブレーキキャリパー内のピストンが押し出され、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられて車のスピードを落としたり、停止したりする制動力が得られる。
バッテリー
電気を貯めておく。
冷却水
車のエンジンを冷やすための液体。
ウォッシャー液
フロントウインドウの汚れを簡易的に清掃することができる、いわゆるシャンプーです。
■タイヤの種類
夏タイヤ(サマータイヤ)
① 低燃費タイヤ(エコタイヤ) 転がり抵抗が低く燃費性能が向上するタイヤ
② スポーツタイヤ グリップ性能やハンドリング性能アップを目的としたタイヤ
冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)
雪道及び凍結路での走行性能、安全性向上を目的としたタイヤ
■ダイハツ軽自動車車種
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スーパーハイトワゴン
全高が1700mmを上まわるミニバン風の室内空間。後席側のドアはすべての車種がスライド式。
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ハイトワゴン
全高が1600~1700mmの軽自動車は、居住空間と荷室が広く、ボディは比較的軽い。燃費も優れ、価格は割安。
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ロールーフ
全高が1550mm以下で低燃費&低価格を特徴としたベーシックな軽自動車。
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スペシャリティ
全高は1200~1700mmだが、全高による基準ではなく、個性の強い特別な軽自動車で構成。SUVなど。
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スペーシャス
全高は1800~2000mmで軽商用車をベースにした常用ワゴンなのでエンジンを前席の下に搭載して広い室内空間を備えている。