クルマ関連用語集

車一般知識

■クルマの仕組み

ここではクルマの基本的な仕組みを説明しています。エンジン/車を動かす動力となるのがエンジン。ガソリンと空気を混ぜて、電気的な火花によって点火して爆発を起こし、そのエネルギーを回転として取り出す。内部を潤滑させるためにオイルが使用されている。ステアリング/乗用車の場合は前輪を曲げることで車体の向きを変える。運転席についているステアリングを回すと、その動力は前輪に取り付けられているギヤに伝達されて舵を切る。マフラー/日本語にすると消音機となる。エンジンの音を抑えて静粛性を高める働きがあり、取り外しや改造は厳禁。高温にさらされるので長期間使用すると腐食が進むため、交換が必要となる。電気系/エンジンを動かすためとランプやエアコンなどの電装品を作動させるための系統に分かれる。トランスミッション/エンジンの力を効率よく高めるのがトランスミッションの役割。内部には大きさの異なる複数のギヤが入っており、組み合わせを変えることで変速を行う。最近では自動で変速するオートマチック(CVT)が主流である。サスペンション/路面から衝撃を吸収したり、曲がる際には車体の姿勢が崩れないようにする。さらには快適な乗り心地を確保する役割もある。4つの車軸それぞれに取り付けられている。

■エンジン搭載位置と駆動輪

  • FF車の図を紹介

    FF

    世界的にも今一番多いのが、フロントにエンジンがあり、前輪を駆動するFF。すべてが前部で完結しているので、コンパクトかつ軽量にできるメリットがある。

  • 4WD車の図を紹介

    4WD

    四輪駆動とも呼ばれるだけに、すべての車輪を駆動させるのが特徴。力強い走りが得られるだけでなく、最近では高速走行時の安定性向上のためにも採用されている。

■トランスミッション CVTとは

CVTは基本的に、AT(オートマティックトランスミッション)に属しますが、システムが通常のATとは異なります。
ほとんどのAT車に搭載されている従来のオートマチックトランスミッションは、Dレンジに入れておくだけで、あとは歯車(ギヤ)の組み合わせを自動的に1→2→3→4とアクセルを踏むだけで自動で変更してくれます。
対する一般的なCVTは歯車(ギヤ)が存在しておらず、2つの滑車(プーリー)の幅を変えて、ベルトやチェーンを通じて動力を伝える仕組みです。「ベルト式」、「チェーン式」、「トロイダル」など複数タイプに分かれます。
「歯車(ギヤ)を変更する」という概念がない為、スムーズに加速し、走行できるのが魅力です。

■エンジンルーム

  • エンジンオイル交換の目安
    車種 交換の目安(距離) 交換の目安(時間)
    ガソリン車 5,000km 6ヶ月
エンジンオイル

エンジン内を循環し、主に5つの役割がある。
①各部を円滑に動かす潤滑作用 ②気密性を保つ密封作用 ③燃焼などで発生する熱を吸収して放出する冷却作用 ④燃焼によって発生した汚れを取り込む清浄分散作用 ⑤サビや腐食からエンジンを守る防錆作用。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)

油圧式ブレーキでブレーキキャリパー内のピストンを押し出す作動油。
ブレーキの動作は、ブレーキペダルを踏むと、ブレーキキャリパー内のピストンが押し出され、ブレーキパッドがブレーキローターに押し付けられて車のスピードを落としたり、停止したりする制動力が得られる。

  • ここではブレーキオイルと関連する構造について紹介しています
  • ここではブレーキを踏んだ場合のブレーキディスクへの作用について紹介しています
バッテリー

電気を貯めておく。

冷却水

車のエンジンを冷やすための液体。

ウォッシャー液

フロントウインドウの汚れを簡易的に清掃することができる、いわゆるシャンプーです。

■タイヤの種類

夏タイヤ(サマータイヤ)

① 低燃費タイヤ(エコタイヤ) 転がり抵抗が低く燃費性能が向上するタイヤ

② スポーツタイヤ グリップ性能やハンドリング性能アップを目的としたタイヤ

冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)
雪道及び凍結路での走行性能、安全性向上を目的としたタイヤ

■ダイハツ軽自動車車種

  • スーパーハイトワゴン

    全高が1700mmを上まわるミニバン風の室内空間。後席側のドアはすべての車種がスライド式。

    ここではスーパーハイトワゴンタイプの写真を紹介しています
  • ハイトワゴン

    全高が1600~1700mmの軽自動車は、居住空間と荷室が広く、ボディは比較的軽い。燃費も優れ、価格は割安。

    ここではハイトワゴンタイプの写真を紹介しています
  • ロールーフ

    全高が1550mm以下で低燃費&低価格を特徴としたベーシックな軽自動車。

    ここではロールーフタイプの写真を紹介しています
  • スペシャリティ

    全高は1200~1700mmだが、全高による基準ではなく、個性の強い特別な軽自動車で構成。SUVなど。

    ここではスペシャリティタイプの写真を紹介しています
  • スペーシャス

    全高は1800~2000mmで軽商用車をベースにした常用ワゴンなのでエンジンを前席の下に搭載して広い室内空間を備えている。

    ここではスペーシャスタイプの写真を紹介しています

税金知識

消費税

車本体の価格に10%の税金。

環境性能割(2019年10月1日から導入されている)

車購入時に課税されていた自動車取得税が廃止され、新たに導入された。
燃費性能に応じて軽自動車は0~2%課税。2020年9月30日までの1年間は1%軽減。

自動車税

車を持っている所有者に対して課される税金。毎年1回、納めなければならない。
これは、車を持っているだけでかかる税金なので、故障して動かない状態であっても納税義務がある。

重量税

車検時にかかる税金のこと。新車時には3年後、その後は2年ごとに納税義務がある。
クルマの重さごとに税金が決まっており、大きな車ほど高くなっている。

諸経費知識

納車費用

車を自宅まで運搬してもらう際にかかる費用。

車庫証明費用

自動車を保管する場所を証明する書類作成の費用。

検査登録手続き費用

陸運局でナンバープレートの申請をする際に必要な費用。

預かり法定費用

車庫証明や検査登録をディーラーで代行する場合に、必要となる印紙代などをディーラーに預けるお金。

希望ナンバープレート代

ナンバープレートの数字を自分で指定する場合に掛かる費用。

自動車リサイクル料金

自動車を処分する際に必要となる費用をあらかじめ支払う制度。

自賠責保険

必ず加入しなければならない保険で、強制保険とも呼ばれる。年間で1万5千円程度かかる。

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