こんにちは。店長の及川です🌱
いつも栗生店のブログをご覧いただきありがとうございます。
先日、気の向くままに蔵王エコーラインから御釜へとドライブ。
山頂に行くにつれ赤の景色が濃くなっていきます。
写真は途中の滝見台から。
さまざまな枕詞がつく季節。
皆様はどんな秋を迎えておられるでしょうか。
一般的ではありませんが、今回は「新酒の秋」と日本ワインについて。
( お酒は二十歳になってから。飲酒運転は絶対にダメ! )
秋の新酒と言えば、「ボジョレー・ヌーヴォー」が有名です。これはフランスのボジョレー地方
でその年に収穫されたブドウで造られた新酒(ヌーヴォー)のことを言います。このワインに使
われているブドウは「ガメイ」という品種で、ボジョレー・ヌーヴォー以外で原料として目にす
ることはありません。好き嫌いが分かれる品種ではないかと思うので、お選びになる時は生産者
さん(ワイナリー)の顔が見えるワインをおすすめします。
さて、日本のワインもこの時期は新酒の季節だということはご存知でしょうか。有名なところだ
と、ボジョレーより二週間ほど早い11月3日に山梨県の各ワイナリーによる山梨ヌーヴォーが
解禁になります。原料となるブドウは日本固有の品種「甲州」や「マスカットベリーA」が多い
です。
日本にはおおよそ350前後のワイナリーがあり、その年に収穫されたブドウによる新酒が各地
で醸造されています。
つい二年ほど前まではお酒は口にしなかったのですが、たまたま仙台駅で開催されていた岩手の
物産フェアで何となく買った白ワイン、岩手エーデルワインの「いわてヌーヴォー」。
価格は1.300円くらいですが、華やかな香りと新酒ならではのフレッシュさ、「ナイアガラ」と
「ポートランド」が原料のさっぱりとした甘さがとても美味しく、ワインに目覚めるには十分で
まさに「邂逅」と言える1本でした。
日本のワインがこんなに美味しいのか・・!
以来、全国の日本ワインを少しずつ取り寄せて(二年間で150本くらい)、最近はブドウの品種
を見れば何となく味が想像出来るくらいにはなりました。その想像を超えて来た時に感動が訪れ
ます。
日本ワインにはスター生産者がいて、全く入手困難なものもあります。普通のワインでも取り扱
っているお店が少なく、ほぼ取り寄せになることが多いです。
それでも、「良いワインは良いブドウから」を信条に日本の風土に合った栽培方法・醸造技術を
高め、土壌の個性を反映させたワイン造りに取り組む生産者の姿に強く惹かれます。
栗生店の近くにも「秋保ワイナリー」という素晴らしい醸造所があります。いずれまた、ブログ
でご紹介できればと思っております。
秋の夜長。
竹内まりやキャリア初のライブDVDを鑑賞しながら、今年はどの日本ヌーヴォーにしようか。
考えるのもまた楽しいひとときです。
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